風水運気を上げるためには玄関に鏡を置くのはいいけど、右側?左側?迷う人もいるかと思います。
玄関の鏡は右と左で運気に与える影響が全然違いますので気を付けましょう。
何気なく鏡を置いていた人も、右と左の特徴を知っておきましょう。
風水と玄関の関係
玄関に鏡を置くと運気がアップすると聞いたことがある人も多いかと思います。
なぜ玄関に鏡なのか、玄関と風水・運気の関係性をまずは知っておきましょう。
風水で玄関は気の入り口とされています。
この気が運気で、玄関から入ってくる気が悪いものだと、それが家の中に入って家全体、そして自分自身の運気にも悪影響を及ぼしてしまいます。
呼んでもいないのに知らず知らずのうちに悪い運気が家に上がり込んでいたという事になります!怖いですよね。
良い運気を呼び寄せるには、玄関をキレイにしておく必要があります。
脱ぎっぱなしの靴が並んでいたり、傘がたくさん刺さっていたり、下駄箱の上にも物がたくさんとなると落ち着かない玄関となります。
物は最小限にとどめて、整理整頓された玄関を作ってから鏡を置いていきましょう。
また、風水では「四神相応 (しじんそうおう)」という考え方があります。
背後には山、前方が開けている地形は四獣によって守られていることが理想的な地形とされています。
例えば、玄関の正面を朱雀、家の奥側が玄武、家の中から玄関を見て、左側が青龍、右側が白虎となっています。
四神のなかで最も高貴な神とされる青龍の力を強くすることで、白虎の勢いを抑え、玄関から良い気が入りやすくなるとも言われています。
玄関と鏡
風水で鏡は水を意味するとされています。水に流れがあるように気にも流れがあります。
反射の力を持つ鏡は、その力で玄関から入ってきた気に流れを作る役割があります。幸運を呼び込んでくれる力もありますので、幸運を呼びこんで、その気を反射させて家の中へ送り込むイメージです。
そして気になるのがこの鏡を玄関の右側に置くのか左側に置くのか・・・
玄関の右側に鏡を置いた場合は
・出世運
・交際運
・対人運
・人気運
・仕事運
・健康運
などの対人関係の運気が上昇します。風水では玄関右側に置く鏡を「発展鏡」ともいいます。
玄関の左側に鏡を置いた場合は
・金運
・財運
など、お金にまつわる運気が上昇します。
自分の求めたい運気によって鏡を置く位置を決めていきましょう。
鏡を置く高さは自分の頭が切れて映らない高さにしておくと良いです。
頭が切れて映ると、今の自分以上に成長しない、伸びしろがないという意味合いになってしまいますので、頭全体がしっかり映る高さで。
右は対人関係、左に金運となると、左右の両方に鏡を置きたくなるかもしれませんが、その場合には注意が必要になります。
鏡を向かい合わせに置く「合わせ鏡」は運気を停滞させることになりますので、気を付けましょう。
では、玄関に置く鏡はどのような種類が良いのか見ていきましょう。
鏡の種類
玄関に置く鏡は全身を映すことができる全身鏡が良いとされています。
気を反射する力は鏡の大きさに比例するので、あまり小さいものを置いてしまっても、その力を実感することは難しいです。
玄関の大きさやスペースはそれぞれですが、外出前に全身を確認できるというメリットも取り入れつつ、玄関には全身鏡がオススメとなります。
でも、鏡と言っても色んな形をしたものがあるかと思います。
丸いものから四角のものまで・・・形によって持つ力も違いますので、今度は鏡の種類についても見ていきましょう。
凸面鏡
表面がでっぱったような丸い形をしている凸面鏡は、気を拡散させます。悪い運気を散らせたい場合などに使用します。
ただし、乱反射する力が強いので良い運気を散らさないように、置く場所や数には注意が必要となるため扱いがやや難しい鏡です。
凹面鏡
凹面鏡は凸面鏡の反対で、気を集める力を持っています。
良い気を集めるたい場合には凹面鏡を使っていきましょう。ただしあまり直射日光が降り注ぐところだと反射した先に黒いものがあると燃える可能性もあるので注意です!
平面鏡
平面鏡と聞くとなじみがないかもしれませんが、一般的な普通の平らな鏡のことです。
平面鏡は気を一方向へ反射する力を持っています。
この反射する力を上手く取り入れて良い気を巡らせていきましょう。
八角形(八卦鏡)
風水では縁起が良いとされている八角形の鏡。八卦鏡と言われるものもあります。
八方位と調和が取れている形で、特に金運を上げたい場合には八角形がオススメです。
丸、楕円
角のないその形から、穏やかな気分にさせてくれる癒し効果もあります。
丸い形の鏡は、気を集中させる力があり、楕円形のものは気を拡散させる力があります。
金属や大理石のフレームのものは効果がアップします。
縦長
全身鏡が代表的な縦長の鏡。
良い気を増やしてくれる力があり、特に木製フレームのものを選ぶと効果がアップします。
横長
横長の長方形の鏡は、金運アップや、安定感をもたらしてくれる力を持っています。
正方形
縦と横のバランスが取れた正方形の鏡は、その場の気を保持する力があります。
壁掛け、置き型
「形」ではありませんが、鏡には壁掛け型と置き型があります。
置く場所によって種類を決めると思いますが、記事前半でお伝えしたように、頭が切れて映らないように置き場所には要注意です!
姿見鏡
こちらも「形」とは少し違うかもしれませんが、全身が映る鏡は、その大きさから持っている力がそれなりにあります。
家の大きさにもよりますが最大3つまでくらいにしておきましょう。
玄関の鏡の位置で気をつけること
玄関に鏡を置くことは運気アップで重要な事ですが、やってはいけないパターンが存在します。
これらを知ったうえで、置く位置によって悪影響が出ないように気を付けましょう。
玄関正面に置く
玄関を入って正面の位置に鏡を置いてしまうと、家の中に入ってきた良い気を反射してしまいます。
良い気を外へ反射させないためにも玄関正面は絶対にNGです!
合わせ鏡
記事序盤でもお届けしましたが、左右に鏡を置く合わせ鏡は気の停滞を招きますので避けましょう。
天井に設置
天井に鏡を設置してしまうと、下に映っている人の運気を下げてしまいますので、天井に設置することは避けておきましょう。
鏡が汚れている
鏡自体が汚れていると鏡が持っている反射の力が発揮できませんので、鏡はキレイな状態にしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
風水と玄関、そして鏡の置く位置で得られる効果の違いを押さえられたのではないでしょうか。
開運のために風水を使う事は良いことですが、風水も運気アップもあくまで手段でしかありません。
運気をアップさせたその先に何があるかの目的を忘れずに、毎日を幸せに過ごしていきましょう!