寝室は1日の終わりと1日の始まりに必ずと言って良いほどいる空間です。
体を休めることと、運気を整えることにおいても大切な空間です。
風水的にベッドの配置で運気は変えられるのでしょうか?
今日1日の終わりと、明日のスタートを良いものにするためにも、寝室の環境は整えておきたい所です。
今回は、寝室とベッドの配置を風水視点で探っていきます。
快適な睡眠や運気の調整のためにも、ベッドの配置に気を付けながら環境を整えていきましょう!
風水と寝室
風水と聞くとなにか怪しいものとイメージする人もいるかと思います。
しかし風水は「環境学」という古来から使用されている学問の一種になります。
風水と家具などのインテリアは、密接な関係にあります。
家具の配置で運気が変わるということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は寝室がテーマですが、風水においては、まず整理整頓されていることや清潔な空間であることが大前提です。
環境を整えることで運気が整ったり、アップさせることが可能となります。
風水では「陽宅三要」と言って家の中で特に重要な場所が3つ存在します。
その3つの場所とは「門」「房」「炉」と呼ばれる場所になります。
これだけではどこのことか分かりませんよね?
「門」は玄関、「房」は寝室、「炉」がキッチンを指しています。
このように、家の場所と風水には密接な関係であることが分かるかと思います。
寝室は健康運や夫婦仲に関わってきますので、ベッドの位置や配置すべき場所、寝室に取り入れられるインテリアのポイントを押さえておきましょう。
寝室でのNGポイント
良い状態を作るためにも、まずはNG例を押さえておきましょう。
NGを知っておくことで悪い状態を避けることができます。
寝ている姿が鏡に映る
寝ている姿が鏡に映ることは運気を悪くしてしまいます。
広い部屋であれば避けやすいかもしれませんが、ワンルームなどの部屋では特に鏡を置く場所に気を付けましょう。
どうしても鏡が動かせない場合は、鏡に布などを被せて、寝ている姿が鏡に映らないようにしておきましょう。
寝室のベッドがドアの正面
寝室のドアを開けて、正面にベッドを置いてしまうと、ドアを開けた時に入ってくる気をダイレクトに浴びてしまいます。
入ってくる気が良い気であれば問題ありませんが、ずっと良い気だけが存在するわけではないので、ドアの正面にはべっどを配置しないようにしましょう。
部屋の構造上、ドアの正面にベッドを配置せざるを得ない場合は、ドアとベッドの間に本棚を置くなど仕切りを作りましょう。
ドアから入って、直接ベッドが見えない状態になっているとOKです。
水の入っているものを置く
水槽や花瓶など、水の入っているものを寝室に置くことは、運気を下げてしまいますので避けましょう。
特に健康運が下がるとされていますので、水気の物は寝室から外しておきましょう。
どうしても水槽や花瓶が動かせない場合は、ベッドよりも低い位置に配置しておきましょう。
心臓よりも低い位置に配置しておくことで。凶相を抑えることができます。
寝室の窓の真下やすぐ側にベッドを配置する
窓もドアと同様に、気の出入りが激しいので、ベッドは窓から遠ざけておきましょう。
窓やドアの近くにベッドは置かないと覚えておけば良いかと思います。
どうしても窓の側にベッドが来る場合は、厚めのカーテンを準備して、寝るときにはカーテンを締めましょう。
カーテンについてはこちらの記事で紹介をしていますので、宜しければ参考にしてみて下さいね。
風水で見る寝室にオススメの色やカーテンの選び方!運気アップの重要ポイントとは?
http://xn--1rw516g.site/2018/06/09/choose-curtain-color/
寝室のベッドの向き・方角
ここまでNGポイントをお届けしましたが、どれも方角などには関係のない部分でした。
しかし、ベッドの位置が不適切だと、神経が警戒態勢のままになるので、眠りが浅く心身ともに不安定になってしまいます。
運気を気にすることも大切ですが、まずは安眠を確保することを意識して下さい。
ベッドの配置を気にしすぎて落ち着かない空間になっては本末転倒です。
寝室の場所は「本命卦(ほんめいか)」で割り出していきます。
本命卦とは個人の方位で、あなた自身の本命卦はこちらを参考にしてみて下さい。
この中で一番良い場所は「大吉の天医」の方位で、この方位にベッドを配置するとぐっすり眠れて疲労回復できます。
もし「天医」が取れない場合は、「中吉の延年」を狙いましょう。
「延年」の寝室は夫婦仲がよくなり、家庭運がアップすると言われています。
「小吉の伏位」の方位も安眠が確保できますので、どうしても「天医」「延年」が確保できない場合は「伏位」を意識しましょう。
寝室が「最大凶の絶命」になることは可能な限り避けましょう。
風水では絶対的にNGとされています。
もし「絶命」に位置したら、早めに寝室やベッドの位置を変えて下さいね。
寝室は「最大吉の生気」の方位がよく、疲れが溜まっている人や元気がない人はパワーアップができます。
しかし、病気の人がこの方位で寝ると、マイナスエネルギーを強めると言われているので注意しましょう。
元気であったとしても、元気が有り余っている人が生気方位に寝ると、気が高ぶってしまし眠れないことがあるので注意が必要です。
ベッドを配置する際には、本命卦で自分の方位を確認してから決めていきましょう。
睡眠中の注意点
睡眠中は体も意識も無防備な状態になりますので、潜在意識の影響を受けやすくなります。
寝室の環境が悪いと悪夢にうなされたり、安眠ができない状態になることも。
快適な睡眠を確保するためにも、寝室の環境は良い状態にしておきましょう。
特に気を付けたいのがベッドの位置になります。
よく眠れない場合には10cm~20cm単位で少しずつベッドの位置を動かしてみましょう。
ベッド位置を変えるのが難しいばあいは、頭の向きを変えてみるのも良いです。
まずは方位方角よりも、よく眠れるかどうかを大切にしていきます。
体調が悪いと、その日の気分も落ちてしまいますからね。
気分が落ちると運気も落ちますので、まずはしっかり眠れることを最優先します。
西日がまともに当たる寝室は凶とされています。
夏は熱気が取れなく、寝苦しい夜が続いてしまい安眠からは遠ざかってしまいます。
また北向きの寝室も凶とされています。
冬は冷たい北風が吹いて部屋の温度が下がり、なかなか暖まらず眠りづらい環境となります。
玄関が南向きで、寝室が東南に位置する場合は注意が必要になります。
南からの気の影響で寝室の中の「陽の気」が上がり過ぎてしまい、気分が高揚しすぎてよく眠れなくなったり、血圧が上がってしまうことも。
寝室は明るさを抑えて、静かに眠れる環境を作ることを意識してみて下さいね。
一般的には「北枕」は不吉として嫌われていますが、風水においては「北枕」は不吉ではありません。
気分が高揚して眠れないときや疲労が取れないときは「北枕」で眠ることが風水での快眠法のひとつとなっています。
快適な環境を作ることができた場合、ラッキーアイテム、開運グッズを取り入れて運気を上げておくこともオススメです。
体調面と運気面の両方を整えることで、素晴らしい明日を迎えることができるはずです。
寝室にもオススメで様々な開運グッズを取り扱っているこちらから、あなたにピッタリの探してみてはいかがでしょうか。
ベッド・枕のオススメの向き
人は寝ている間は「水の気」を持ち、頭から気を吸収します。
南は「火の気」を持っている方角のため睡眠との相性が最も悪く、西は「金の気」を持ち「水」を増やしすぎて落ち着きませんので避けましょう。
恋愛運を高めるには東や東南に枕の位置を向けると良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
風水は運気と密接な関係がありますが、寝室においてはまずは安眠・快眠を意識しましょう。
自分自身の体調が悪い時は気持ちの面でも余裕がなくなり、マイナスなことを呼び寄せやすくなります。
運気ももちろん大切ですが、体あっての生活ですので、体調面を整えつつ運気も上げていきましょう。
快適な寝室から快眠を得て、あなたの明日が素敵な一日になることを願っていますね。