風水において玄関は運勢を左右する重要な場所です。
沖縄でお馴染みのシーサーですが、置物として飾る場合やその効果を押さえておきましょう。
<風水と玄関の関係>
玄関に飾るシーサーの置物の前にまずは風水と玄関についての関係を押さえておきましょう。
玄関は運気の入り口とされています。
そのため、玄関の状態で家の運気が左右されると言っても過言ではありません。
風水は占いやスピリチュアルという印象が強いかもしれませんが「環境学」という学問の一種になります。
環境を整えることで気の巡りを良くし、家の中の状態・運気を良い状態にするという立派な学問のひとつです。
良い気を迎え入れられる玄関の条件は、キレイで整理整頓されていることが重要になりますので、まずは玄関をキレイにするところから始めてみましょう。
玄関を整えたらいよいよ置物を置く準備が完了です。
<シーサーの持つ意味やパワーとは>
今回は、シーサーの置物についてになります。
沖縄土産で有名・お馴染みなシーサーですが
オス(=口が開いているもの=陽)とメス(=閉じているもの=陰)の2体で一組となっています。
オスとメスの陰陽2体が揃うことで結界になり、家を邪気から守ってくれます。
神社の入口に置かれている狛犬や阿吽の像と同じような働きをしてくれます。
家の中に悪い気・邪気を入れないため、シーサーに守ってもらうイメージとなります。
<シーサーの置く場所や置く位置の注意点>
シーサーの置物を置く場所は、通常は玄関の外や玄関の中、鬼門方位(北東)に置くことが一般的です。
玄関は気の入り口となっていますので、シーサーを置く場合は玄関がオススメです。
置く位置についてですが、一軒家の場合は玄関の外でも配置可能ですが、マンションやアパートなどでは、外に置くことは難しいと思いますので、玄関に置きましょう。
顔が胴体と同じ向きのもの(正面を向いているシーサー)であれば家の内側から見て、左にオス(口が開いている方)、右にメス(口が閉じている方)で配置します。
ここでひとつ注意点があります。
それはシーサーの顔が横向きになっているものです。
このように顔が横に向いているシーサーはなるべく選ばないほうが賢明でしょう。
顔が横に向いているシーサーを置く場合は顔を外に向けて置くようにします。
顔が横を向いているシーサーを先ほどのように左右に置いてしまうと、お尻の向きがお互い外向きになってしまうので結界としての効果が極端に低くなってしまいます。
お尻の向きは家の中に向くように、場合によってはメス・オスの配置を逆にすることも頭に入れておきましょう。
正面を向いているシーサーを手に入れることが一番のオススメになります。
また、龍の置物とは一緒に置かないようにしましょう。
龍はプライドが高いため、他の動物の置物と一緒にされるのを嫌います。
<まとめ>
いかがだったでしょうか。
シーサーは結界、守り神のような働きをしてくれるものと分かると愛着も湧くのではないでしょうか。
ただ、シーサーの顔の向きにはくれぐれもご注意下さい。
結界を作って家の中を良い状態を作っていきましょう!!