風水の観点からトイレは不浄の場として昔は家の外に置かれていました。今はそんなことはありませんが運気を上げるために色や方位は気になる所。今回は南のトイレについて深掘りしていきたいと思います。南のトイレにはどんな性質があったり、オススメの色もチェックしておきましょう。
<風水におけるトイレ>
出典:http://tenjijou.spitz8823.com/heya03.htm
風水で見るとトイレは基本的に運気の良くない場所とされています。トイレには陰気が溜まりやすい場所とされているので、陰気をいかに溜めないかがポイントになります。基本的に運勢の悪いトイレなので、運勢を上げるというよりは、まず運勢をマイナスからゼロへ持っていくイメージを持っておきましょう。
<南の持つ特性とは>
南の方位は「火の気」を持っており、「美」や「和」を象徴とする方位になります。また、人気運、ビューティー(美)運、芸術運、知性運、直感を象徴する方位でもあります。
ゆったりとするというよりはアクティブな出来事と相性の良い方位になります。直感や知性が磨かれることで魅力が増し、人気も上がるという形にしていきたいですね!ただ、その人気は継続的な美や知といったあなたの内面から発せられるものが魅力になるので、外見ばかりを磨いてもダメですので気を付けましょう。
(ちょっと意味が違うかもしれませんが)インナービューティーを目指しましょう!
また、芸術やスポーツなど瞬発力を要することに最適な方位でもあります。南にそれらを象徴するものを置いたり飾ったりすると家全体が活気付きます。絵画など、アート作品を南の方角に飾るのも良いですし、南国をイメージできるようなアイテムも相性が良いのでオススメです!
さらに、リーフパターンやコットンなどの「木の気」は「火の気」を高めてくれるので相性が良いです。また、反対の方位の北が「水の気」で悪いものを流すという作用がありますが、南の「火の気」は悪いものを燃やすという作用があります。
この方位がプラスに働くと、情熱、社交性評判などが良くなります。逆にマイナスに働くと、ストレス増加、感情を抑制できないなどの作用が出てきます。さらに、高血圧や眼・耳鼻系の病気、心臓病、誰かと仲良くなった途端に別離を味わうなどノイローゼになりやすい傾向があるので注意が必要です。ストレスが溜まって落ち着かないというような場合はこの方位を風水で整えていくと改善に向かっていくかと思います。
<南のイメージカラー>
「南」のカラーは、「火の気」からも連想できるかもしれませんが、赤・オレンジ・ピンクなど火を象徴するものがイメージカラーになります。
そんな火をイメージする色の反対の黒やグレー、寒色系とは相性があまり良くありません。しかし、暖色系の色ばかりを南に集めてしまうと「火の気」が強くなりすぎてしまうので、家そのものを焼いてしまうキッカケを作ってしまうかもしれません。南には暖色系のものを置き過ぎないように気を付けましょう!家や焼けてしまっては元も子もないですからね。
<南の火の気の扱い方>
トイレと言う場は「水の気」を持つ空間なので火の方位とのバランスが重要になってきます。 「水の気」と「火の気」の間を取り持つ「木の気」を持つアイテムを上手く使ってバランスを取っていきましょう。例えば、観葉植物や花など、自然の物を置いておくとバランスが保たれますし、トイレという空間自体の見栄えも良くなるので観葉植物・花はオススメになります。花は白い花がベストですが、花器は小さなものにして水の気を抑えておきましょう。
さらに、南のトイレには盛り塩や観賞植物を1対置くことで南のパワーをアップさせることができます。ですが、プラスチック製品は火の気を強くしすぎてしまうので、南のトイレにはプラスチック製品は置かないようにしておきましょう。
観葉植物などのほかには、先ほども出てきましたが、芸術性のある絵やポスターも相性が良いですね。飾るなら海や夏、南国ムードの絵や派手目な絵柄の物と相性がいいです。可愛くてカラフルなものが幸運を呼んでくれます。明るい雰囲気を演出してくれるような開運グッズを飾っておくのも南の方位のトイレには相性抜群と言えます。トイレにオススメの開運グッズも揃えていて、その他様々な開運グッズがこちらからご覧戴けます。
<南のトイレにオススメの色は>
南のトイレにオススメの色は黄緑や白になります。トイレカバーやマットなどのトイレグッズを白やグリーンでまとめてみましょう。もしくは、観葉植物、水晶、盛り塩、花などを上手く取り入れることで自然の緑や白を効果的に取り入れることが可能です。「火の気」と相性の良いのは「木の気」でしたので、木を連想させるような色と相性が良いわけですね。これによって火の気を絶やすことがなくなります。
<南と相性の良くない色>
記事序盤にも出てきましたが、南に暖色系は「火の気」を強くし過ぎるため、相性が良くありません。また、「水の気」を強くしてしまう寒色系を多く取り入れてしまっても火の気を弱くしてしまうためオススメできません。
やむなく暖色系を使うならベージュやアイボリー辺りにとどめて置くのが無難かと思います。寒色系もほどほどに取り入れるくらいがちょうど良いかと思います。
<まとめ>
いかがだったでしょうか。
南は南国のイメージのような暖色系が似合う方位でしたが、南に暖色系を置き過ぎてしまうと火の元に注意しなければならなくなってしまいます。何事もバランスが大切ということになってきますね!
プラスもマイナスも自分でうまくコントロール出来る人が魅力のある人だと思いますので、南の方位をプラスに働かせて、内面から出る美や和を持って人気運を高めていきましょう!